寿司善様
変形敷地を有効利用したことで店舗が広くなり、駐車場も使いやすくなりました。気品と風格ある外観もおもてなしのひとつです
常連さん御用達のカウンターは6席。ヒノキの一枚板は先代の店から受け継がれました。ステンドグラス、名栗加工の建具がアクセントに
中庭に面した小座敷。大広間と目線が合わないよう、窓のしつらえに配慮しました。左手の建具を外すと二間続きの中広間になります
よしづ張りの天窓から光が射し込む中廊下。紅梅色のタイルカーペットが華やぎを与えます。右側の4か所のドアを開けると大広間に
小座敷の間仕切りを外して奥にはめれば中広間に早変わり。大正時代の建具を再利用し、情緒豊かな空間になりました
３か所あるトイレの前にある手洗いコーナー。漆喰調の壁の色、質感に合わせて、やさしいテイストでデザインしました
車椅子に乗ったままでも使いやすい広々としたトイレ。鏡、水栓金具、ボウルのコーディネートもご好評をいただいています
勾配天井の開放感に満ちた大広間。壁は淡い藤色のクロス。床はメンテナンス負担の少ないタイルカーペットを選択しました
以前は、宴会場が1階と2階に分散し、従業員の方もお客様もストレスを感じていましたが、
1階を店舗、2階を住居にしたことで、仕事とプライバシーの両立を維持できるようになりました。
アプローチから玄関ホールを抜けると、東西に広い廊下が伸び、北側に二川の山々を眺められる
小座敷と大広間があります。間仕切りをすべて取り外せる大広間は、
ツーバイフォー工法ならではの耐久性を備えた大空間です。
壁は天然漆喰、造作材は使い込むほどに味わいを増す無垢材を使用。
ロケーションの良さを活かしつつ、気持ちよくおもてなしできる空間が実現しました。